ブログ 6月4日虫歯予防デー 口の中の環境を見直しましょう 投稿日: 2018年6月4日2018年6月4日 石井正久/マサ 前橋は暑い日が続いています。 関東地方の梅雨入りは昨年が6月7日、平年は6月8日のようです。 もう梅雨入りしている地域は編年よりも早いようなので、 関東もそろそろですね。 さて、6月4日は「虫歯予防デー」 6月4日~10日は「歯の健康週間」です。 これらが作られた目的は、以下のようです。 この週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとと もに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び 早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進 に寄与することを目的とする。(平成29年度 歯と口の健康週間実施要領より引用) 歯だけでなく、口腔内の健康(オーラルケア)について見直す良い機会です。 口腔内の不調は放っておくと、 口腔内だけに留まらず、内臓や自律神経などにも影響が及ぶと言われています。 糖尿病・心臓病・動脈硬化・脳梗塞などとの因果関係も研究されていますので、 早めの治療、そして日頃のオーラルケアが大切です。 よく耳にする『虫歯』と『歯周病』にはこんな違いがあります。 虫歯とは・・・歯垢の中に棲みつくミュータンス菌が、糖分を利用して作りだす酸によって、 歯が溶かされていくことを言います。進行すると、痛みの元を刺激して激しい痛みを伴います。 歯周病とは・・・歯周病菌により、歯ぐきに炎症が起こっている状態で、主に歯肉炎や歯槽膿漏のことを言います。 歯ぐきが腫れてグラグラし、最後は歯が抜け落ちてしまいます。 どちらも「菌」が原因となっています。 日頃の歯みがきだけでなく、虫歯や歯周病予防として、 口腔内の「除菌」や「殺菌」を目的としたオーラルケア商品も多くあります。 確かに除菌や殺菌をすることで、原因菌は退治できるかもしれませんが、 口腔内の身体に良い菌まで根こそぎ退治してしまうので、 逆に口腔内の細菌バランスの崩れにもつながってしまいます。 口の中も腸内と同様に多くの細菌がいます。その数は800種類ともいわれています。 この細菌のバランスが崩れると不調や病気につながります。 今までは腸内細菌は100種類100兆個と言われていましたが、現在では1000種類1000兆個と言われています。 虫歯や歯周病はもとより、 口内炎・アレルギー性舌炎・歯周病・歯肉炎・口腔内カンジダ・口臭といった症状も 口腔内の細菌バランスの崩れによって起こることがあります。 この機会に口腔内の環境を、そして口腔内の細菌バランスにも目を向けてみましょう。 漢方相談・健康相談・子宝相談 前橋の漢方専科 小谷薬局 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 石井正久/マサ 上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。 最新記事 by 石井正久/マサ (全て見る) お知らせ - 2024年4月6日 花粉症で使う漢方「小青龍湯」の注意点 - 2024年3月19日 漢方でダイエット - 2023年8月17日 共有:TwitterFacebook