ブログ 秋雨前線と頭痛 投稿日: 2018年9月21日2018年9月21日 石井正久/マサ 【秋雨前線と頭痛】 秋雨前線の影響により、全国的にパッとしない天気になっています。 何だかどんよりして気分も晴れないですね。 「暑さ寒さも彼岸まで」 というように、ここのところ暑さは落ち着き、 だんだんと朝晩に寒さが顔を出しています。 風邪も少しずつ流行ってきています。 早いところではインフルエンザも報告されているようです。 やっぱり予防の基本は手洗い・うがい! 外から帰ってきたら多少面倒くさくてもやりましょうね~ さて、天気が悪くなると頭痛が起きるという方が多くいらっしゃいます。 一概に「天気が悪くなる」といっても大きく2つのタイプに分けられます。 ①曇りや雨が続くと具合が悪くなるタイプ このタイプの方は周りの湿気が体内で悪さをしています。 漢方的には「湿邪」と言います。 周りに湿気が多いので、身体の中にも湿気が多くなる。 湿気だから水を含みます。 重くなる感覚です!! だから、【重だるくなる】これが特徴的。 症状を改善するには身体から余分な湿気を抜いてあげましょう。 ・お風呂にゆっくりと浸かる ・運動をして汗をかく ・小豆・きのこ類などを身体の湿をとる食材を食べる ②天気が悪くなりそうになると具合が悪くなるタイプ このタイプの方は気圧が関係しています。 「気象病」というやつですね。 気圧が低くなると、筋肉中に保たれている水分が 筋肉外に引っ張り出されます この筋肉から漏れた水分が悪さをします。 筋肉は身体の中で最大の保水器官なので、 ・筋肉量が少ない人 ・筋肉が細い人 などが気象病になりやすい傾向にあります。 このタイプの方は身体の水を外に出そうとしても 症状が改善しないことが多いです。 もともと筋肉中に保たれていた水なので、 筋肉中に戻すことが必要になるのです。 症状を改善するには、筋肉をつける必要があります。 ・お肉・お魚・大豆製品などタンパク質をきちんと摂る ・スクワットなどの筋トレやウォーキングなどで筋肉を動かす 筋肉がつくと保水するチカラが高まるので、 低気圧でも水が漏れにくくなります。 ただ、筋肉がつくには時間がかかるので、 今起こっている気象病の症状を改善するのにおススメな食材が 「シナモン」です。 シナモンには温める・流れを腸調節する作用があります。 食欲の秋・運動の秋・読書の秋・・・ 秋には楽しいことが沢山!! 秋雨前線なんかに負けないように準備しましょうね~ どうしても辛くなったら漢方で何とかしますよ(^O^) 前橋の漢方 小谷薬局 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 石井正久/マサ 上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。 最新記事 by 石井正久/マサ (全て見る) お知らせ - 2024年4月6日 花粉症で使う漢方「小青龍湯」の注意点 - 2024年3月19日 漢方でダイエット - 2023年8月17日 共有:TwitterFacebook