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まだ冷たい女ですか? ~冷えは万病のもと~

相変わらず天気がよく分からないですね。

今日も前橋では雨→曇り→晴れ→曇り

風も強くなってきてまた一雨来そうな気配です。

天気も忙しいですね。

そして、涼しさも朝晩だけでなく、日中にも感じられるようになり、

秋がだんだんと近づいてきている気配がします。

これからの時期は「冷え」と「乾燥」が増してきます。

冷え性をお持ちの方には辛い季節になってきますね。

 

現代医学では「冷え性」という病気は存在しませせん。

冷え性の定義も明確なものは存在せず、病気ではなく体質として捉えます。

なのではっきりとした治療法も存在しないのが現状です。

 

漢方では「冷え性」は「温めるチカラの不足」と考えます。

生命活動の基本物質として、気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)があります。

このうち気には推動作用・温煦作用・防御作用・固摂作用・気化作用の働きがあります。

このうちの温煦(おんく)作用によって身体が温められています。

この温煦作用の低下=「温めるチカラの不足」であり、

この「温めるチカラの不足」のことを陽虚とも言います。

これによって冷え性につながります。

 

この「温めるチカラの不足」=陽虚になる原因も色々あり、

それによって冷え性のタイプも異なってきます。

真陽不足

全身が冷えているタイプ

・腎陽虚

腰から下の冷えが強いタイプ

・脾陽虚

お腹周りの冷えが強いタイプ

・心陽虚

息切れ・狭心痛などにもつながる冷えのタイプ

・心腎陽虚

心陽虚+腎陽虚のタイプ

・脾腎陽虚

脾陽虚+腎陽虚のタイプ

・血虚

血が不足気味で冷えるタイプ

大きくこういったタイプに分けられます。

 

冷えやすい傾向としては、

・痩せている人・筋肉量が少ない人

筋肉は身体の中で最大の熱を産生する器官です。

また痩せている人は陰の陽も絶対量が少なくなるので、冷えやすくなります。

・男性よりも女性

男性よりも女性の方が筋肉がつきにくい身体の構造になっています。

また、女性には生理があり血の不足が起こりやすくなっています。

若年者より年配者

人は1日1日老化していきます。

年を重ねると腎の精も少なくなっていくので、腎陽虚になり易くなります。

 

冷えの対策としては、

・冷たいモノや甘いモノを摂りすぎない

・温性のものを摂るようにする

・筋肉量を増やす

・よく噛んで食べる

などが挙げられます。

 

もし慢性の冷えで悩まれているとしたら、

上記の対策だけでなく、冷えの原因をきちんと把握することが必要だと思います。

身体に冷えを持っている人は外からの冷えを呼び込みやすい身体の状態でもあります。

「冷えは万病のもと」と言われるように、

冷えると身体の様々な機能の低下にもつながるので、

体質だと放っておかずにきちんと対処しましょう。