毎年11月11日は介護の日です。
介護の日は平成20年に発表されました。
高齢化などにより介護が必要な方々が増加している一方、
介護にまつわる課題は多様化しています。
こうした中、多くの方々に介護を身近なものとしてとらえていただくとともに、
それぞれの立場で介護を考え、関わっていただくことが必要となっています。
そのため、介護についての理解と認識を深め、介護従事者、
介護サービス利用者及びその家族等を支援するとともに、
これらの人たちを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、
介護に関する啓発を重点的に実施する日として、
「11月11日」を「介護の日」と定めています。 (厚生労働省HPより抜粋)
日本人の平均寿命を見てみると、
男性 80.50歳 女性 86.83歳(平成26年度)
健康寿命は、
男性 71.11歳 女性 75.56歳(平成25年)
どちらも世界でみるとトップレベルの数字です。
平均寿命から健康寿命を引いた期間は、
男性 9.39年 女性 11.27年 です。
この期間は自立した生活が難しく、
何らかの介護・介助が必要とされる期間です。
介護を必要とされる方が増えている中で
様々な立場から介護に関わっている方も多いと思います。
介護での問題も多様化してきています。
漢方薬局としてどう関われるのか。
介護を受けられている方、介護をされている方の
精神的・肉体的な症状のサポートを漢方でできるかもしれません。
介護を必要とする期間を短くする=健康寿命を延ばすために
東洋医学の「未病」という考え方が活かせるかもしれません。
在宅医療などにもチームの一員として漢方薬局の立場が活かせるかもしれません。
関心を持たなければそこで終わってしまいますが、
考えてみると色々を関わっていける気がします。
みなさんも「介護の日」に
ちょっと考えてみてはいかがでしょうか?
前橋の漢方 小谷薬局