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今年最後の漢方勉強会

先日、月に1度の漢方研究会kampo  Lab. collageに参加してきました。
12月は休会なので、11月の今回が今年最後のレッスンでした。
今回のレッスン内容は、
夏休みの課題「症例に基づいた病態の可視化」
この各自の課題内容について皆で検討を行いました。

・小児の鼻血

・非結核性抗酸菌症(肺MAC症)の高齢者の咳嗽

・臨床で考える瘀血

・胃の熱感を伴う胃痛

・気象病を伴う手の震え

・実熱ではない更年期のホットフラッシュ

・上衝について

・泄瀉の症例

といった内容でした。
各自の臨床に則した課題の内容がとても勉強になりました。
「病態の可視化」これがきちんとできると、
臨床で患者さんを改善する方法が明確になっていきます。
今回の勉強会はその一端が見えてきたような気がしました。

今年一年も早いものであと1カ月足らずです。
自分がこの一年でどれだけ成長できたのか・・・
具体的な指標がないのでなかなかはっきりとは分かりません。
しかし、一歩ずつ前に進んでいるのは確かだと思います。
まだまだ臨床力は未熟な部分が多いですが、
少しでも小谷薬局の漢方が皆さんのお役に立てるように
一歩ずつ前に進んでいきたいとおもいます。

前橋の漢方 小谷薬局

 

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石井正久/マサ

上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。
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