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非結核性抗酸菌症のお問い合わせが増えています

2017年の流行語大賞が発表されました。
年間大賞が
【インスタ映え】【忖度】
トップテンが
「35億」「Jアラート」「睡眠負債」「ひふみん」
「フェイクニュース」「プレミアムフライデー」
「魔の2回生」「〇〇ファースト」

忖度は個人的にあまり聞きなれない言葉でした。
その意味を調べてみると、

そんたく【忖度】 他人の気持ちをおしはかること。

素晴らしい意味の言葉でした。
ただ、今年流行し始めたきかっけが『直接の口利きはなかったが、忖度があったと思う』という籠池泰典氏の発言というのが、
なんだか少し残念な気がしました。
でも日本に忖度という言葉が広まったことは良いことですね。

さて、非結核性抗酸菌症のお問い合わせが最近増えてきています。

非結核性抗酸菌症とは、
結核菌以外の抗酸菌が肺に感染して起こる病気です。
非結核性抗酸菌は土や水などの環境中にいる菌で、結核菌とは異なり人から人には感染しません。
菌の種類は150種類以上ありますが、非結核性肺抗酸菌症の80%がマック菌で、次に多いカンサシ菌が10%です。(日本呼吸器学会HPより引用)

年間約8000人が発症していて、女性にやや多いようです。
また、肺結核は減少していますが、非結核性抗酸菌症は近年増加傾向にある病気です。
症状としては、せき・たん・血たん・だるさ・発熱・寝汗・体重減少など。
症状がないまま、検診などの胸部エックス線検査などで発見される場合も少なくありません。

検診を受けたら特に症状もないのに非結核性抗酸菌症と疑いと言われる。
何だか聞きなれない病気で不安になりますよね。
しかも現代医学では有効な治療法が確立されていないのが現状のようです。

西洋医学で何とかならないなら、漢方で何とか!と言いたいところですが、
そもそも漢方は「非結核性抗酸菌症」という病名だけでは処方は決まりません。
病名は一つでも、現れる症状や身体の状態は人それぞれです。
咳の症状一つとっても、咳の出る時間帯や痰が伴うか、痰の色など様々です。
このそれぞれ違う症状や状態に合わせて漢方を考えます。

また、症状が現れていない場合もあります。
この場合は症状に対する漢方は使えません。
非結核性抗酸菌症は抗酸菌の感染ですから、免疫力の低下が考えられます。
免疫が落ちている原因はどこにあるのかを考え、漢方を用いる場合があります。

非結核性抗酸菌症
なかなか聞きなれない病気ではありますが、いたずらに恐れる必要はありません。
まずは病気を正しく知ることが大切です。
そして漢方でお手伝いできることがありますので、お気軽にご相談ください。

前橋の漢方 小谷薬局