ブログ マークシートミスはもったいない 投稿日: 2017年12月6日 石井正久/マサ 早いもので今年もあと1か月を切っています。クリスマスやお正月が待ち遠しい方、1年が過ぎるのがあっという間に感じている方、新年に様々な希望を抱いている方などこの時期の感じ方も人それぞれでしょう。 受験生にとっては大切な追い込み時期でもあります。2018年1月13日(土)、14日(日)にはセンター試験が実施されます。また、1月からは群馬県内の私立高校の入試もぞくぞくと始まります。今までの努力の成果を存分に発揮してもらいたいです。ただ、受験には魔物がいるとかいないとか・・・「解答は解っているのにマークシートミスしてしまった」なんてことがあったら、折角の今までの努力が報われません。問題を解くまで集中していても、マークシートの記入まで集中力が続かないと命取りにもなりかねません。そうならないためにも、受験本番でしっかりと集中できる状態でいたいものです。 集中力が落ちてしまう要因は色々あります。【睡眠不足】睡眠不足は、最も集中力の低下につながりやすい原因です。睡眠不足は考えたり覚えたりする認知機能を低下させ、脳の情報処理能力も低下させます。【体内時計の乱れ】人間に備わる体内時計は免疫・ホルモン・自律神経など生命活動に深く影響します。「太陽のある間は活動して、夜は身体を休める」これが本来備わっているリズムです。勉強するのが夜~夜中タイプの方は、体内時計が乱れ、受験本番の昼間に集中力が発揮できない可能性があります。【ストレス】沢山のストレスがかかった状態だと気がそれたり、精神状態が不安定になり集中できなくなります。【疲労】疲れた状態だと、体中にうまくエネルギーが巡らずに集中力が落ちます。【加齢】加齢とともに脳の処理スピードが落ちます。 受験本番で集中力を上げるには、【深呼吸をする】試験に集中していると自然と力が入ります。深呼吸で力を抜くことで、神経のスイッチのメリハリがつき集中しやすくなります。【ホワイトノイズを有効活用】雨や風、水の流れる音などの自然の音は脳の集中力をアップさせます。試験に疲れたらこういった音に耳を傾けてみましょう。【仮眠をとる】15分~20分程度の仮眠は、眠気や脳の疲れを効率的に解消します。しかし、受験本番は時間との勝負。よほど余裕のある方以外はおススメしません。 集中力は気合や気持ちだけではどうにもならない部分があります。日頃から身体の状態を整えておくことが非常に重要です。最近では、遠志(おんじ)という生薬が原料の「中年期以降の物忘れの改善」という効能を持つ商品もあります。さすがにこれが受験の集中力アップにつながるわけではありませんが、生薬の中には「健脳生薬」と分類されるものがいくつかあります。この生薬には、・脳の血流量の増加作用・脳の神経保護の作用・鎮静作用などが確認されています。 受験本番まであとわずか。本番で悔いを残さないためにも、日頃から体調管理を心掛けましょう。また最善を尽くすために漢方のチカラをプラスするのもおススメです。 前橋の漢方 小谷薬局 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 石井正久/マサ 上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。 最新記事 by 石井正久/マサ (全て見る) お知らせ - 2024年4月6日 花粉症で使う漢方「小青龍湯」の注意点 - 2024年3月19日 漢方でダイエット - 2023年8月17日 共有:TwitterFacebook