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3月3日は「上巳の節句」と「耳の日」

前橋はポカポカと暖かく感じることが増えてきましたが、
それと同時に風が強い日も多く、春の嵐も吹き荒れています。
車も風で煽られますので、外出時は十分気を付けましょう。
春がもうすぐそこまで来ていますね。

さて、3月3日は桃の節句です。
正式には上巳(じょうし)の節句と言うようです。
女の子の健やかな成長をお祝いする日ですね。
中国の風習が起源となって日本に伝わって来たようです。

桃の節句のお祝いは色々ありますが、
ひな人形もその一つですね。
「ひな人形をしまい忘れると婚期が遅れる」と言われます。
きちんとした根拠はないようですが、
・ひな人形が1年で溜め込んだ悪運や不幸が降りかかるから
・いつまでもお祭り気分ではいけないから
・片付けも満足にできないようではよろしくないから
など諸説あるようです。

ひな祭りが終わったからと急いで片づける必要もないようです。
縁起ものですので、手入れをしながら丁寧に仕舞いましょう。

 

3月3日は「耳の日」でもあります。
「耳の日」は、難聴と言語障害をもつ人びとの悩みを少しでも解決したいという、社会福祉への願いから始められたもので、日本耳鼻咽喉科学会の提案により、昭和31年に制定されました。日本耳鼻咽喉科学会では毎年「耳の日」に、都道府県ごとに、難聴で悩んでいる方々の相談や、一般の人びとにも耳の病気のことや、健康な耳の大切さを知っていただくための活動を行っています。
  ちなみに、3月3日は、電話の発明者であり、ろう教育者であったグラハム・ベルの誕生日でもあります。(日本耳鼻咽喉科学会HPより抜粋)

耳は、「外耳」「中耳」「内耳」の大きく3つに分かれます。
外耳は主に音を集める役割をします。
中耳は鼓膜から内耳へ音を伝えます。
内耳は音を電気信号に変えて脳や神経に伝えます。
また、平衡感覚や身体のバランスを取るのも内耳の役割です。

耳に関して多く相談いただくのが、
「耳鳴り」「めまい」「難聴(聞こえが悪くなった)」です。
漢方では「腎は耳に開竅する」と考え、
腎と耳は関係が深いとされています。
漢方治療の一つに補腎(腎のエネルギーを補う)という方法があります。

腎の精気が充足して始めて聴力は鋭敏になると言われいます。
また、腎だけでなく内耳には水が深く関わります。
耳と腎は身体の中でも遠い位置関係にあるので、関わりが薄いこともあります。
なので、漢方治療も必ずしも補腎が全てではありません。
その症状の程度や状態によって漢方も変わりますので、
「耳鳴り、めまいにはこの漢方!!」
と安易に選ぶのは注意が必要です。

日頃、耳に関してあまり意識しないかもしれませんが、
「耳の日」にまずは自分の耳のお手入れをしてあげてはいかがでしょうか(^O^)/

前橋の漢方 小谷薬局