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専門薬局の研修会に参加してきました

3月24日(土)25日(日)と専門薬局の研修会に参加してきました。

薬局の専門性を高めるための講義やディスカッションと
内容盛りだくさんでした。
学術講演のテーマが
「健康寿命を縮める要因とその対策~地域特性から健康を考える~」
日本の各都道府県ともに平均寿命は延びているそうです。
ただ、都道府県間を比較すると平均寿命や健康寿命の延びには地域差があるようです。
これからの超高齢化社会ではこの地域特性の影響も大きくなるという観点からの講演でした。
興味深いデータや話が沢山ありました。

【平均寿命と健康寿命】
厚生労働省の2017年7月の最新データによると
平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳
この最新データに基づくものではありませんでしたが、
平均寿命と健康寿命の都道府県別ランキングのデータがありました。

ちなみに群馬県は・・・
平均寿命 男性80.79歳(28位)女性86.84歳(33位)
全国平均 男性80.77歳    女性87.01歳   (2015年データ)

健康寿命 男性71.64歳(13位)女性75.27歳(5位)
全国平均 男性71.19歳    女性74.21歳   (2013年データ)
平均寿命は全国平均を下回っていますが、
健康寿命は全国的にも上位に位置しています!
平均寿命と健康寿命の差が少ないことは理想とされています。
2015年データと2013年データの比較にはなってしまいますが、
これだけを見ると群馬県はなかなか良さそうです(^O^)

【未婚男性は危険】
50歳時点で一度も結婚していない方の割合は、
2015年で男性23%、女性14%となっています。
2025には27%と19%に増加するという予想もあります。
既婚者と未婚者を比較した調査では、
未婚の男性には様々なリスクが伴うことが判っています。

未婚男性は既婚男性に比べて
45歳~64歳の期間の死亡率 2.2倍
心筋梗塞の死亡リスク   3.5倍
呼吸器疾患の死亡リスク  2.4倍
自殺を含む外因子での死亡リスク 2.2倍

女性ではこのような傾向は見られませんでした。
何故未婚男性だけにこのようなリスクが伴うのか
原因までは明らかになっていませんでしたが、
未婚男性の方が食事や生活が乱れるのでしょうか?
それとも男性の方が寂しがりやなのでしょうか?

【ストレスや悩みのある方の割合】
・12歳以上全人口対象
男性 ベスト1位 北海道(39%) ワースト1位 兵庫県(46%)
女性 ベスト1位 三重県(48%) ワースト1位 滋賀県(56%)
・高齢者対象
男性 ベスト1位 群馬県(35%) ワースト1位 香川県(43%)
女性 ベスト1位 山梨県(42%) ワースト1位 東京都(51%)

高齢者の男性では群馬県が1番ストレスや悩みのある方の割合が少ないようです。
全都道府県のデータはありませんでしたが、
都心に近づくほど割合が多くなるという訳でもなさそうでした。

「笑う門には福来る」
以前にも口角をあげましょうとブログに書きましたが、
「作り笑い」をするだけで効果があるということが分かってきています。
笑うと、口角を上げる大頬骨筋や目の周りの眼輪筋などの表情筋が動いて、笑顔ができます。
特に楽しいことがなくても、この表情を作るだけで
脳は笑っていると錯覚し、気分がほぐれてきます。
箸を歯で横にくわえて“作り笑顔”をするだけでも、
脳のドーパミン系の神経活動が活発になって、
快の感情が引き起こされたという報告もあるので、
笑顔は積極的に作りましょう(^O^)/
「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」
フランスの哲学者アランの言葉ですが、
これは医学的にも正しいようですね。

寿命に影響を与える要素は、
生活習慣病・ストレス・食生活・フレイル・サルコペニアなど様々です。
一昔前までは健康は自分の努力次第と言われていましたが、
近年では周りのサポートが重要であることが分かってきています。
漢方で身体や心の悩みを全て解決できるわけではありませんが、
漢方でなくてはできないこともあります
皆さんの「元気で長生き」のお手伝い致しますので、
何かお悩みがありましたらお気軽にご相談ください( ◠‿◠ )

前橋の漢方 小谷薬局