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汗をたくさんかいたら、しっかり身体のケアを

暑い日が続いています。
天気予報によると、前橋はここ1週間は
最高気温が35℃を下回る日がないようです。
恐ろしいですね。
この暑さにより熱中症にかかる方も増えています。
日中は極力外出を避けた方が良いかもしれませんね。
外出する際は小まめな水分補給と、暑さ対策をしっかり行いましょう。

これだけ暑いと発汗量も多くなります。
汗は99%が水分で、それ以外の成分は塩分がほとんどです。
その他にマグネシウム、カリウム、亜鉛、鉄といった
ミネラルや電解質、老廃物などがわずかに含まれています。
汗をかくと老廃物が排出されてデトックス作用があると言われていますが、
汗から出る老廃物の量はごく微量のため、
発汗によるデトックス効果はほとんど期待できないようです。

漢方では、「汗をかくこと=陰(いん)が漏れる」と考えます。
陰とは身体の構成するもの全般を指し、体液(汗)も陰の一つです。
汗を沢山かくことは、身体から陰が沢山漏れていくことです。

陰が漏れていくと、少量の陰の漏れであれば、コップ一杯の水を飲めば改善します。
しかし、この猛暑により発汗量が多くなってくると、
めまいや顔のほてりなどがあらわれてきます。
また、食欲不振や全身の倦怠感といった症状や
陰の不足により筋肉を滋養出来なくなると
筋肉痛や筋肉のけいれんなどの症状もあらわれます。

漢方には陰陽互根という考えがあり、
陰の中には陽があり、陽の中にも陰があると考えます。
つまり、汗を沢山かくと陰が漏れるとともに、陽も一緒に漏れていきます。
発汗が過度になると、陰の消耗が激しくなると陽も不足してきます。
すると陽の不足により寒気といった症状が現れることがあります。

汗を沢山かいたことにより調子が悪い時には、
陰の補充(補陰)をすると楽になります。
代表的な漢方処方は『生脈散(しょうみゃくさん)』です。
人参・麦門冬・五味子の3味からなる処方で、
人参・麦門冬で陰を補いながら、
五味子の収斂固渋作用で止汗や止渇をしてくれます。
商品ではイスクラ麦味参顆粒などがこの生脈散です。

まだまだ厳しい暑さは続いていきます。
暑さや発汗による体調不良や熱中症の予防に
漢方をプラスしてあげるのもおススメです(^O^)/

前橋の漢方 小谷薬局