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漢方にも限界がある

【漢方にも限界がある】

こんにちは。石井です。
漢方にも限界がある。
いきなり何言っているんだと思われるかもしれませんが、
その通りなんです。

現代医学(西洋医学)ではなかなか改善しない症状が
漢方を使うことで改善した。
こいった例は数多く存在します。
とても高度に発展を遂げている現代医学にできなかったことが、
何千年と昔から存在する漢方でできてしまう。
これだけ聞くと、「漢方って何だか不思議」と思うかもしれませんし、
「漢方が優れているんじゃないか」とか、
「現代医学に対応できない症状も漢方なら何とかなるんじゃないか」とか、
「漢方は万能薬のように役立つ」とか
思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でもこれってどっちが優れているとかではなく、
単に現代医学と漢方の守備範囲が違うってことなんです。
現代医学は身体をどんどん細かく見ていって、よりミクロな視点から考えます。
それに対して漢方は大きな視点で身体全体を見ていくマクロな視点から考えます。
考え方が違うから対処法も異なる。
だから現代医学で対応できない症状が漢方で対応できることもあるし、
逆もまた然りです。

西洋医学が入ってくるまでは、日本で医学といえば漢方しかありませんでした。
全ての病気や症状に対して漢方で対応していました。
そして、西洋医学が入ってくることで、感染症など今まで漢方で対応が困難であったものが改善されます。
今まで治らなかった病気が治ったのですから、人々は西洋医学の素晴らしさに触れると共にどんどん注目していきます。
医学も西洋医学が主流となっていき、だんだんと古くからある漢方が衰退していきました。
そして現代に入り、食事や生活などの生活環境が急激に変化していきました。
生活習慣病など今までになかった病気もだんだんと出てくるようになってきています。
そして、西洋医学だけでの対応が困難なケースも多く出てきます。
そうした中で西洋医学で対応できなかった症状が漢方で改善する例が出てきます。
人々が得られる情報量もどんどん多くなり、漢方に注目が集まってきています。

どうでしょうか?
要約すると、
昔は全て漢方で対応。
対応できないものに西洋医学が効いた。
対応のほとんどが西洋医学に移行。
今度は西洋医学で対応できないものが出てきた。
そこに漢方が効いた。
ということです。

結局、漢方にも現代医学(西洋医学)にも限界があるのです。
先述したようにそれぞれの守備範囲が違うだけ。
漢方だけで対応していた時代にも治せない病気や症状はごまんとありました。
それは現代医学でも同じことです。
漢方は決して万能薬ではありません。
漢方では対応できないことも多々あります。
しかし、漢方でなくては対応できないことがあるのもまた事実。
だから
「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」
こうありたいと思います。

もしお悩みをお持ちの方は、
まずは漢方で対応できるのかどうか一度確認されてはいかがでしょうか?

お読みいただきありがとうございます。

小谷薬局 石井正久