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月と太陽と陰陽と

【月と太陽と陰陽と】

こんにちは。石井です。
漢方では「陰陽」という考え方があります。
この世界の万物、森羅万象を2つの対比として捉える考え方です。
物質と機能
裏と表
上と下
静と動
火と水
男と女
こんな感じです。
漢方では最も基本的な考えであるとともに、
最も重要な考えでもあります。

この陰と陽という漢字ですが、
中国語では
陰→阴(こざとへんに月)
陽→阳(こざとへんに日)と書きます。
文字通り陰は月であり、陽は日=太陽であります。

地球は太陽の熱によって生物が生きていける温度に保たれています。
これによって我々は生活できているわけです。
今年の夏は暑かったけれど、地球全体が太陽の恩恵を受けているわけですね。
まさに太陽は「陽を主る」といってもよいですね。

月はその引力によって、潮が満ち引きします。
潮の満ち引きは目に見えますが、
見えないところで人にも影響しています。
人間の約60%が水分。
この水分も見えない部分で影響が受けていると考えられます。
満月や新月になると、体調が変化するというのも
この影響があるのかもしれません。
身体の大部分を占める水=陰。
それに影響を与える月。
まさに月は「陰を主る」といってもよいですね。

太陽は恒星、月は衛星。
その規模は大きく違いますが、
どちらも地球に大きな恩恵を与え、
我々の身体にも様々な影響をします。
こんな太陽と月を眺めながら、昔の人は陰陽という考え方を作り上げていったのかな。
自然をじっくりと観察することでそこに法則性を見出していった。
そしてその法則を人の身体にも応用していった。
その考えが現代においても通用する。
これも漢方の面白さの一つだなと感じました。

中国語の阴(こざとへんに月)阳(こざとへんに日)の方が
日本語の陰陽より簡単で書きやすくて便利です!
パッと見どっちがどっちだか分からないのが玉に瑕だけど(^_^;)

お読みいただきありがとうございます。

小谷薬局 石井正久