ブログ しょうがを活用して風邪予防・冷え予防 投稿日: 2019年1月21日 石井正久/マサ こんにちは。石井です。 昨日は研修会に参加するために浦和に行ってきました。 冷え込みが厳しかったので、会場に到着するころには身体も冷え切っていました。 少しだけ時間があったので、フレッシュネスバーガーによって ホットジンジャエールでちょっと一息。 炭酸のジンジャエールではないのでシュワっとした感じはありませんが、 細かく刻まれた生姜が入っていて、程よい甘みもあり、 とても美味しかったです。 身体もしっかりと温まりました。 生姜(生のしょうが)には、 ・発表(発散させる) ・制吐(吐き気を抑える) ・逐水(余分な水を追い出す) といった効果があります。 ちなみに漢方では生のしょうがを生姜(しょうきょう)と言い、 干したしょうがを乾姜(かんきょう)と言います。 生姜は漢方処方でも幅広くに使われている生薬の一つです。 発表させる目的なら【葛根湯】など 制吐の目的なら【小半夏加茯苓湯】【当帰四逆加呉茱萸生姜湯】など 逐水の目的なら【真武湯】などの処方に使われています。 しょうがは古くから使われている食材の一つですが、 生薬としても一緒に役立ってきました。 まさに薬食同源ですね。 風邪のひき始めで体がゾクゾクするようなときは、 味噌汁に摺り下ろした生姜やねぎを入れて飲むと 発散させる力があるので効果的です。 また、摺り下ろした生姜にはちみつを加えて熱湯で割る しょうが湯も良いですよ。 お好みでシナモンや山椒などを加えても美味しいです。 身体を温める目的もあるので、生成された白砂糖は控えましょう。 薬膳では白砂糖は身体を冷やすと考えますので。 インフルエンザも全国的に流行しています。 しょうがを上手に活用して、体調不良を悪化させないようにしましょうね(^^) お読みいただきありがとうございます。 前橋の漢方」 小谷薬局 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 石井正久/マサ 上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。 最新記事 by 石井正久/マサ (全て見る) お知らせ - 2024年4月6日 花粉症で使う漢方「小青龍湯」の注意点 - 2024年3月19日 漢方でダイエット - 2023年8月17日 共有:TwitterFacebook