ブログ 朝の味噌汁には良いこといっぱい 投稿日: 2019年1月26日 石井正久/マサ こんにちは。石井です。 寒波がやってきていますね。 関東地方の平野部でも雪が降るかもしれないようです。 前橋もからっ風が身に沁みます。 こんな寒い朝はなかなか起きられないという方も多いのではないでしょうか。 そんな朝は胃腸から温めましょう。 朝起きたら、温かいお茶、スープ、味噌汁、白湯などを ゆっくりと一口ずつ飲みましょう。 胃腸からじんわりと身体が温まりますよ。 コッテリとしたものや、刺激の強いものは 起きたばかりの胃腸に負担がかかってしまいますのでご注意を。 また、朝に味噌汁を摂ると身体に良いことが沢山あります。 味噌や納豆、豆腐など大豆から作られるものには 「トリプトファン」というアミノ酸が豊富に含まれます。 このトリプトファンは体内で代謝されると、 トリプトファン→セロトニン→メラトニン このように変化していきます。 セロトニンは別名幸せホルモンとも呼ばれ、 精神を安定させる作用があります。 日光をあびることでも生成され、 日照時間が少なくなることで、やる気がでなかったり気分が落ち込んだりする 「冬型うつ」もこのセロトニンが原因の一つだと言われています。 メラトニンは快眠ホルモンとも呼ばれ、 質の良い睡眠には欠かせないものです。 トリプトファンからメラトニンが作られるには時間がかかります。 朝食でしっかりトリプトファンを摂っておくことで、 睡眠時にメラトニンが分泌されます。 また、メラトニンは部屋が明るいと分泌されにくいので、 明かりを消して暗くするのも忘れずに。 薬膳的に大豆には、「健脾益胃」といって 胃腸を元気にする効能があります。 脾胃(胃腸)は気血精化の源と言われ、 血やエネルギーを作る要です。 この脾胃を元気にすることは身体を元気にすることにもつながります。 朝に味噌汁を摂ると良いこと沢山ありますね。 是非、朝食には味噌汁を取り入れていただき、 心と身体の元気を保ちましょう(^^)/ お読みいただきありがとうございます。 前橋の漢方 小谷薬局 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 石井正久/マサ 上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。 最新記事 by 石井正久/マサ (全て見る) お知らせ - 2024年4月6日 花粉症で使う漢方「小青龍湯」の注意点 - 2024年3月19日 漢方でダイエット - 2023年8月17日 共有:TwitterFacebook