ブログ つらい花粉症 でも花粉に罪はない 投稿日: 2019年3月5日2019年3月5日 石井正久/マサ こんにちは。石井です。 今日の前橋はいい天気です。 花粉もだいぶ飛散しているようですから、 花粉症の方にはつらい時季でもありますね。 花粉の飛散量は去年の○○倍! このような情報を目にすることがありませんか? この情報を年ごとにまとめていくと、 2012年の花粉 : 昨年の3倍 2013年の花粉 : 昨年の3倍 2014年の花粉 : 昨年の3倍 2015年の花粉 : 昨年の1.5倍 2016年の花粉 : 昨年の4倍 2017年の花粉 : 昨年の6倍 2018年の花粉 : 昨年の3倍 これを計算していくと2018年は2011年の2916倍の飛散量になります。 2916倍!? 2019年は去年の6倍や9倍といった情報がありますが、 このまま計算してしまうと大変なことになりますね。 これは比べる対象の問題であったりするようなので、 一概にこのとおりという訳ではないようです。 こんなに花粉が増えているようには思えませんものね。 ちなみに今年は6年ぶりの大量飛散とも言われています。 もちろん地域によって差はありますが、 群馬は7倍とも言われています。 どこまで飛散するのかは実際には分かりませんが、 どうやら去年より多く飛散する可能性は高いですね。 そもそも花粉そのものには罪はありません。 花粉に対して身体が過剰に反応してしまっている状態です。 アレルギー反応のひとつですからね。 アレルギー反応は免疫反応です。 そして免疫に大きくかかわるのが「腸」 腸の状態を良くしておくことは免疫の正常化につながります。 つまりアレルギー反応=花粉症の症状改善にもつながるのです。 腸の状態を良くするのにおススメなのが発酵食品。 日本には発酵食品が沢山あります。 味噌、醤油、食酢、みりん、日本酒、焼酎、甘酒、かつお節などなど。 発酵食品は善玉菌が沢山含まれます。 加熱や胃酸によって菌は死んでしまいますが、 菌が育つ環境そのものを摂取することになります。 だから腸内の善玉菌が育つ餌になるので大丈夫なんです。 あと大切なのが腸を冷やさないこと。 冷たいものや冷やす性質の食べ物を摂りすぎると 腸の血行が悪くなり、冷えます。 そうすると腸内環境も悪くなります。 ヨーグルトや野菜(食物繊維)は腸に良いと言いますが、 これらは冷やす性質を持っています。 だからホットヨーグルトや温野菜にして摂ると良いですよ。 人工甘味料や食品添加物は腸内細菌のバランスを崩します。 ファストフードやカロリーゼロの飲食品を摂りすぎると、 花粉症も悪化しやすくなりますよ。 抗アレルギーザ剤で症状をコントロールする。 これは仕事や生活をするうえで大切なことだと思います。 ただ、アレルギー反応が出ているということは 免疫の乱れがあるという身体からのサインでもあります。 ・発酵食品を摂る ・腸を冷やさない ・添加物をなるべく避ける これらで腸の環境を良くすることも大切です。 今日やって明日効果が出るわけではないですが、 日々の生活に取り入れながらコツコツやっていくと 来年のシーズンには症状の変化を感じられるかもしれませんよ(^^) お読みいただきありがとうございます。 小谷薬局 石井正久 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 石井正久/マサ 上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。 最新記事 by 石井正久/マサ (全て見る) お知らせ - 2024年4月6日 花粉症で使う漢方「小青龍湯」の注意点 - 2024年3月19日 漢方でダイエット - 2023年8月17日 共有:TwitterFacebook