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つらい花粉症 でも花粉に罪はない

こんにちは。石井です。
今日の前橋はいい天気です。
花粉もだいぶ飛散しているようですから、
花粉症の方にはつらい時季でもありますね。
花粉の飛散量は去年の○○倍!
このような情報を目にすることがありませんか?
この情報を年ごとにまとめていくと、

2012年の花粉 : 昨年の3倍
2013年の花粉 : 昨年の3倍
2014年の花粉 : 昨年の3倍
2015年の花粉 : 昨年の1.5倍
2016年の花粉 : 昨年の4倍
2017年の花粉 : 昨年の6倍
2018年の花粉 : 昨年の3倍

これを計算していくと2018年は2011年の2916倍の飛散量になります。
2916倍!?
2019年は去年の6倍や9倍といった情報がありますが、
このまま計算してしまうと大変なことになりますね。
これは比べる対象の問題であったりするようなので、
一概にこのとおりという訳ではないようです。
こんなに花粉が増えているようには思えませんものね。

ちなみに今年は6年ぶりの大量飛散とも言われています。
もちろん地域によって差はありますが、
群馬は7倍とも言われています。
どこまで飛散するのかは実際には分かりませんが、
どうやら去年より多く飛散する可能性は高いですね。

そもそも花粉そのものには罪はありません
花粉に対して身体が過剰に反応してしまっている状態です。
アレルギー反応のひとつですからね。
アレルギー反応は免疫反応です。
そして免疫に大きくかかわるのが「腸」
腸の状態を良くしておくことは免疫の正常化につながります
つまりアレルギー反応=花粉症の症状改善にもつながるのです。

腸の状態を良くするのにおススメなのが発酵食品
日本には発酵食品が沢山あります。
味噌、醤油、食酢、みりん、日本酒、焼酎、甘酒、かつお節などなど。
発酵食品は善玉菌が沢山含まれます。
加熱や胃酸によって菌は死んでしまいますが、
菌が育つ環境そのものを摂取することになります。
だから腸内の善玉菌が育つ餌になるので大丈夫なんです。

あと大切なのが腸を冷やさないこと。
冷たいもの冷やす性質の食べ物を摂りすぎると
腸の血行が悪くなり、冷えます。
そうすると腸内環境も悪くなります。
ヨーグルトや野菜(食物繊維)は腸に良いと言いますが、
これらは冷やす性質を持っています。
だからホットヨーグルトや温野菜にして摂ると良いですよ。

人工甘味料食品添加物腸内細菌のバランスを崩します。
ファストフードやカロリーゼロの飲食品を摂りすぎると、
花粉症も悪化しやすくなりますよ。

抗アレルギーザ剤で症状をコントロールする。
これは仕事や生活をするうえで大切なことだと思います。
ただ、アレルギー反応が出ているということは
免疫の乱れがあるという身体からのサインでもあります。
・発酵食品を摂る
・腸を冷やさない
・添加物をなるべく避ける
これらで腸の環境を良くすることも大切です。
今日やって明日効果が出るわけではないですが、
日々の生活に取り入れながらコツコツやっていくと
来年のシーズンには症状の変化を感じられるかもしれませんよ(^^)

お読みいただきありがとうございます。
小谷薬局 石井正久

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石井正久/マサ

上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。
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