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暮らしも漢方もシンプルに

こんにちは。石井です。
最近この本に出合いました。
ソロー「森の生活」。
ソロー(ヘンリー・デイヴィット・ソロー)は
1817年、アメリカのマサチューセッツ州コンコードに生まれました。
ハーヴァード大学を卒業後、教師を務めるも辞職し、
ウォンデン湖のほとりの森で自給自足の生活を始めた人です。
本当に必要なもの以外すべて捨ててシンプルに、
自然と一体となって暮らす。
こうした生活をひとつの実験と考えて、日記に詳細な記録として残したのが
「森の生活」です。
この本は漫画でまとめられていたので、結構スラスラ読むことができました。
森の生活は何か国語にも翻訳されていて、世界中で読まれている本です。

「生きることは苦行ではなく、遊びなのだ。
シンプルに賢く生きてさえいれば。」

モノも情報も溢れかえっているの時代だからこそ、
シンプルに暮らすことは楽しそうだなと感じました。
でも、本当に必要なもの以外すべて捨てるって意外と難しいですよね。
ただ、ものが沢山あればあるほど、自分の望まないことに使う時間も増え、
本当に時間を使いたいことに使えなくなっていく。
そうなってしまったら楽しくなさそうです。
悩んだときは何が本当に必要なのかシンプルに考えてみる
そしてその判断基準は自分が楽しいかどうか
こうやって考えてみたら暮らしも楽しくなりそうですね。

この「シンプルに」は漢方にも通じると感じました。
漢方薬は、薬草や鉱物などの生薬を組み合わせることで、
葛根湯や芍薬甘草湯などの処方ができます。
葛根湯だったら、
葛根・麻黄・桂枝・芍薬・大棗・生姜・甘草
この7種類の生薬で構成されています。
芍薬甘草湯
芍薬・甘草
この2種類のみ。

漢方はこの構成生薬が少ないほどよく効くと言われています。
逆に多くなるほど効き目がマイルドになります。
漢方は構成生薬が少ないほど良いと言いたいのではなく、
本当に今の身体に必要な生薬だけで構成された漢方がよく効くということです。

また、悩める症状がいくつかある場合、
同時に治療しようと漢方を何種類も服用することは逆効果です
漢方の種類が増えれば増えるほど、治療の焦点も曖昧になっていきます。
ますはどの症状を改善したいのか
これをハッキリさせて、その上で必要な漢方だけを使用する。
そして、その症状が改善したら、次の症状の治療を開始していく。
漢方もシンプルに使用する方が最も効果的です。

「Simple is best」
自分に本当に必要なものだけにすると
暮らしも楽しく、
漢方もよく効く、
になるかもしれませんね。
漢方を沢山服用されている方は、
シンプルにするお手伝い致しますよ(^^)

お読みいただきありがとうございます。
前橋の漢方 小谷薬局

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石井正久/マサ

石井正久/マサ

上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。