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生理痛はないのが当たり前 でも生理痛にも意味がある

こんにちは。石井です。

『生理痛はないのが当たり前』
生理痛はないことが理想的。
だからと言って、生理痛があるからってすぐに病気という訳ではありません。
もちろん「痛み」ですからないに越したことはないです。
これは当然です。
痛みが伴って嬉しい人はいませんからね。
でも生理痛があるってことは、
それ自体にも色んな意味があるんです。

痛みは身体からのサイン

生理痛があるってことは、
痛みという身体からのサインをちゃんと受け取れているってことです。
身体のサインを受けとる感度良好ってことです。
身体に何かしらの病態があるのに痛みを感じない
この方がよほど恐ろしいです。
痛みを感じないから、気にすることもない、病態がどんどん進行してしまう
なんてことにもなりかねません。
だから痛みを感じられるってとても大切なんです。
そう思えば生理痛を感じるということは、
ちゃんと意味があるんです。

日常生活に問題ないならOK

生理痛があるからってすぐに病気ではないです。
でも「生理痛はないのが当たり前」
これだけは頭に入れておきましょう。
あくまで理想は痛みのない生理です。
「生理痛があるのが当たり前」になっていると、
それ自体が身体からのサインだと気付かなくなっちゃいますからね。
その上で生理痛があったとしても
日常生活に問題ないならいいじゃないですか。
痛み止めを数回飲むだけで元気に過ごせるならいいじゃないですか。
うまく付き合えるのなら大丈夫です。
痛みはサインだけど、病気という訳でもないです。
でも日常生活に支障がでるほどの痛みがあったり、
生理痛が重いなと感じる場合には、
ちゃんと婦人科を受診しましょう。
子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などの可能性もありますので。
これは放っておいてはダメです。

生理痛は悪者じゃない

生理痛があるからって、
それだけで身体が悪いわけではないし、自分を責める必要もないです。
ただ身体は生理痛と共に、
『生理中身体を冷やさないでね』
『寝不足しないでね』
『お菓子もほどほどにね』
『無理しないでね』
『ゆっくり身体を休めてね』
メッセージを送ってくれています。
ちゃんと受け取って、身体を労わってあげてくださいね。
生理痛もちゃんと意味のある身体からのサインですから。

日常生活を送ることが困難になるほどの激痛、
起き上がることもできないほどの痛み
これほどの痛みがある場合はちゃんと婦人科を受診しましょう。
その上で痛み止めでのコントロールもうまくいかない時、
痛み止めの服用をあまりしたくない場合は、
漢方を頼って下さい。
痛み止めのようにその場の痛みを抑えるのではなく、
痛みが発生してしまう身体の状態を整えることができます。
辛い痛みに耐えながら痛み止めを飲むのか、
痛みそのものを小さくしていくのか。
痛みのコントロールならお任せくださいませ。

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石井正久/マサ

上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。
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