ブログ 漢方は美味しいほどよく効く!? 投稿日: 2020年10月21日 石井正久/マサ 漢方は美味しく感じると身体に合う。 これは身体が求めていると考えます。 だから美味しく感じると効きは良い傾向にあります。 でも「美味しい=絶対に効く」という訳でもありません。 こんにちは。石井です。 漢方は美味しく感じると身体に合っている。 こんなことを言われます。 本日、新規の漢方相談に見えた女性。 服用していただく漢方の匂いと味を見ていただきました。 僕的にはちょっと飲みにくい漢方。 大丈夫かな?と心配しましたが、 「美味しい!!!」 返ってきたのは予想に反した感想。 もちろん味の感じ方なので個人差があります。 ただ、漢方=不味いとか苦い訳ではなく、 美味しいと感じることもあります。 例えば、風邪のひきはじめによく使われる葛根湯。 僕もゾクゾクと寒気がして、汗をかいていない時には使います。 でも元気な時にも飲んだでみたりします。 すると全く同じ漢方なのに味が全然違うんです。 元気な時に飲むと麻黄の渋さが際立って感じられたり、 甘草の甘さがちょっとしつこく感じたり... でも風邪のひき始めに飲む葛根湯は抵抗なく飲めます。 時には美味しいと感じることも。 同じ漢方でも身体の状態によって味の感じ方が変わるんです。 漢方を服用する上で「味」は大切な要素です。 身体に合っていると美味しいと感じることは多いです。 身体が求めていると言ってもいいかもしれません。 逆に飲めないほど不味く感じる時は、 身体が求めていないサインです。 もちろん味だけで全てが決まる訳ではありません。 美味しくは感じるけど思ったような効果が出ない時もあるし、 不味いけどよく効くということもあります。 でも、もし美味しいと感じたら身体に合っているかもしれません。 身体が求めている漢方かもしれません。 あと大切なのか効果を確認すること。 美味しくても不味くてもちゃんと効果が出ているのかどうか。 ここをちゃんと確認してくださいね。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 石井正久/マサ 上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。 最新記事 by 石井正久/マサ (全て見る) お知らせ - 2024年4月6日 花粉症で使う漢方「小青龍湯」の注意点 - 2024年3月19日 漢方でダイエット - 2023年8月17日 共有:TwitterFacebook