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漢方薬局でもらう漢方は病院でもらう漢方と違うの?

こんにちは。石井です。
漢方薬局でもらう漢方。
病院でもらう漢方。
この差はなんですか?
こんなご質問をいただきました。
僕なりの考えを回答します。

病院(医療機関)での漢方
・保険適応で処方される
・保険適応になっている漢方処方は148種類
・保険診療で煎じ薬も処方してもらえる(自由診療の場合もあり)

漢方薬局での漢方
・保険適応にない漢方処方も扱っている
・薬局製剤として煎じ漢方を扱っている薬局もある

病院でもらう漢方は保険適応できる
漢方薬局では漢方処方の選択肢が広がる
ここが大きな違いかと思います。

漢方そのものに差はない

保険適応になっている医療用漢方は満量処方
市販されている漢方では、
満量処方のものもありますし、
製品によっては2/3量処方、半量処方と言って、
少しエキス量が少なく製品化されているものもあります。
ただ僕の経験上では、
2/3量処方でも身体に合えば十分効くし、
満量処方でも身体に合わなければ効かないです。
そういった意味では、
同じ処方だったとしたら、
病院でもらう漢方も漢方薬局でもらう漢方も
漢方そのものに差はないと思います。
それよりもちゃんと身体に合う漢方をもらっているか。
こっちの方がずっと大切です。

保険の範囲内で身体にピッタリ合う漢方
経済的な負担を考えればこれがベストだし、
本当に自分に合う漢方を見つけたいのなら、
保険適応外の漢方、煎じ薬も選択肢の一つとしてアリかと思いますよ☺

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石井正久/マサ

上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。
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