ブログ 漢方薬局でもらう漢方は病院でもらう漢方と違うの? 投稿日: 2020年11月5日2020年11月5日 石井正久/マサ こんにちは。石井です。 漢方薬局でもらう漢方。 病院でもらう漢方。 この差はなんですか? こんなご質問をいただきました。 僕なりの考えを回答します。 病院(医療機関)での漢方 ・保険適応で処方される ・保険適応になっている漢方処方は148種類 ・保険診療で煎じ薬も処方してもらえる(自由診療の場合もあり) 漢方薬局での漢方 ・保険適応にない漢方処方も扱っている ・薬局製剤として煎じ漢方を扱っている薬局もある 病院でもらう漢方は保険適応できる 漢方薬局では漢方処方の選択肢が広がる ここが大きな違いかと思います。 漢方そのものに差はない 保険適応になっている医療用漢方は満量処方。 市販されている漢方では、 満量処方のものもありますし、 製品によっては2/3量処方、半量処方と言って、 少しエキス量が少なく製品化されているものもあります。 ただ僕の経験上では、 2/3量処方でも身体に合えば十分効くし、 満量処方でも身体に合わなければ効かないです。 そういった意味では、 同じ処方だったとしたら、 病院でもらう漢方も漢方薬局でもらう漢方も 漢方そのものに差はないと思います。 それよりもちゃんと身体に合う漢方をもらっているか。 こっちの方がずっと大切です。 保険の範囲内で身体にピッタリ合う漢方 経済的な負担を考えればこれがベストだし、 本当に自分に合う漢方を見つけたいのなら、 保険適応外の漢方、煎じ薬も選択肢の一つとしてアリかと思いますよ☺ The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 石井正久/マサ 上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。 最新記事 by 石井正久/マサ (全て見る) お知らせ - 2024年4月6日 花粉症で使う漢方「小青龍湯」の注意点 - 2024年3月19日 漢方でダイエット - 2023年8月17日 共有:TwitterFacebook