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花粉症のピークはこれから! ~東洋医学からみた花粉症~

今日も前橋は良い天気です。

まだまだ寒いですが、風の中に少しだけ暖かさを感じます。

春の訪れも、もうすぐそばまで来ているようです。

 

暖かくなってくると、花粉の量も増えてきます。

日本気象協会によると、

関東地方は3月上旬からスギ・ヒノキ花粉がピークを迎えると予測が出ています。

また、関東地方は気温は高めだったものの曇りや雨の日も多かったため、

飛散数は前シーズンより少なめで、例年よりやや少なくなりそうと予想されています。

花粉量が少ないことは花粉症をお持ちの方にとっては朗報ですね。

ですが、あくまで全体を見た場合の予想ですので、

地域や環境、体調によっては例年よりも花粉症の症状が重く現れる可能性もあります。

しっかりとした予防と対策は必要です。

 

東洋医学では冬病夏治(とうびょうかじ)という言葉があります。

夏は自然界にある陽気が上昇し、強くなって発散する時期です。

この時期には体の陽気も成長し、体内に潜んでいる寒の邪気を追い出しやすくなります。

ですから、「冬」に身体の陽気不足によって寒の邪気を追い出すことができない場合、

「夏」に身体の陽気の成長の力を借りて寒の邪気を追い出すことで、

冬に繰り返し発症する病の完治を目指すのが、「冬病夏治」の考え方です。

冷え、リウマチなどの痛み、喘息や気管支炎など、

冬に悪化する病気は陽気不足が原因で起こることが多く、

陽気が充実する夏の方が治療しやすいと考えられているためです。

この時期からお灸を据えたり温かいものを食べたりして 陽気を補うことで、

冬の辛い症状が出にくくなります。

 

また、東洋医学では前年の夏~秋にかけての

水分の摂り過ぎや生活の中での不摂生が

現在の花粉症症状につながると考えます。

花粉症の症状を根本から良くしようとするなら、

夏~秋に間の生活の見直しや養生・漢方での治療が必要となります。

「春先 」に出てくる花粉症を良くするために

「夏~秋」にかけて治療していく。

冬病夏治と時期は違いますが、考え方としては同じです。

来年の花粉症を楽にする為には今年の夏~秋にしっかりと

体質改善や身体の手入れをしておく必要があります。

 

とは言え、もうすぐそばまで来ている花粉症シーズンの対処も何とかしたいものです。

花粉症によく使われる漢方の一つに小青竜湯があります。

小青竜湯は花粉症のどのような症状に適しているのでしょうか?

小青竜湯には五味子・乾姜・細辛といった鼻水や咳を抑えるのに適した生薬が配合されています。

この乾姜と細辛は温める作用がある生薬なので、

対象となる鼻水は透明でサラサラしているものです。

黄色っぽかったり粘っこい鼻水は逆に悪化する場合もあるので要注意です。

また、麻黄・桂枝といった生薬は発汗させる作用があり、風邪の初期などに使います。

小青竜湯は風邪の初期症状を伴うサラサラの鼻水や

薄い痰を伴う咳などの症状がある場合に適している漢方です。

 

上記の症状が当てはまる場合は小青竜湯が適していますし、

上記に当てはまらない場合は小青竜湯を加減したり、

他の漢方を用いるという方法をおススメ致します。

きちんと自分の身体に合った漢方を使えば、

花粉症の症状に対しても漢方はとても有効です。

薬だけでなく日頃の養生もきちんと行って、花粉症シーズンを元気に乗り切りましょう(^^)/

 

花粉症の体質改善におススメの漢方あります。

前橋の漢方 小谷薬局