2月27日(日)は代官山にて
漢方研究会 Lab,collage(コラージュ)に参加してきました(^^)/
研究会が開催されるkampo office collageの店内は
先生がセレクトされた絵画や写真などのアートが飾られています。
一見、漢方薬局と思えないほどオシャレです。
さて、今回の研究会の課題は以下の内容でした。
①年齢と陰陽の関係における適正方剤(生薬)について
②張景岳 景岳全書「不寝」における
「陽中の陰を求む、陰中の陽を求む」の意味について
③傷寒論15条「上衝」における桂枝の役割について
また、現在の漢方の考え方では、
理論がブラックボックス化されている(理論が不透明になっている)部分に対して
それを可視化する(きちんと理論づける)ために、
血虚や陰虚・水飲内停などの考え方についても勉強しました。
後半には、埼玉にある漢方専門薬局「博濟」にお勤めの
梁(やん)先生による眩暈(めまい)の弁証論治の講義がありました。
非常に分かりやすくまとめられた内容で、大変勉強になりました。
現在ある漢方の勉強会や研究会の中には、「こういう理論なのでこうなるはずだ」といった
理論を学ぶためのものが多くあります。
しかし、この漢方研究会collageでは、
「こういう理論はあるが、実際の臨床(患者さん)ではこういう結果なのだから、
こう考えていこう」
といったように、答えを実際の臨床(患者さん)に求めていきます。
常に臨床を意識していて、実践力を養う為の研究会です。
こうして勉強してきた内容を、
小谷薬局に来て頂く患者さんの為にきちんと活かせるように
小谷薬局の漢方の知識も常にアップデートを繰り返しています(^^)/
前橋で漢方相談できるところをお探しでしたら、
是非お気軽にお立ち寄りください。
前橋の漢方 小谷薬局