内閣府の発表によりますと、
日本人の平均初婚年齢は、2011年時点で、夫が30.7歳 妻が29.0歳です。
また、出生したときの母親の平均年齢は、
2011年時点で、第1子が30.1歳、 第2子が32.0歳、第3子が33.2歳と、
初めて第1子出産年齢が30歳を超えました。
平成25年度『少子化社会対策白書 (旧少子化社会対策白書)について』より引用
女性の社会進出や医学技術の進歩を背景に出産年齢は高くなってきています。
それとともに不妊で悩まれる夫婦も増え、
現在では5.5組に1組の夫婦が不妊で悩んでいると言われています。
不妊で悩まれる方にはまずはクリニックでの検査が必要です。
ご夫婦揃って身体の状態を正しく認識することが妊活の第一歩です。
現在では、リプロダクション(生殖)医療も日々進化し、
以前までの不可能を可能にしてきています。
また、総出生児数に対する体外受精出生児数の割合は
年々増えてきています。
その中で体外受精による出産の割合はご存知でしょうか?
40歳 7.7%
43歳 2.3%
45歳 0.6% と言われています。
体外受精で赤ちゃんが一人生まれるのにかかる費用の試算が書かれていました。
32歳まで 150万円⇒国産軽自動車
40歳まで 372万円⇒国産高級車
43歳まで 1299万円⇒外国産高級車
45歳まで 3704万円⇒自宅購入
47歳まで 2億3077万円⇒生涯賃金
「年齢別の試算」を具体化すると、上記の様な高級品を購入するのと同じくらいの
「投資」が必要という事になります。
(「産む」と「働く」の教科書(講談社)より抜粋)
1個の卵子が排卵されるまでには、沢山の原始卵胞から選ばれているのはご存知ですか?
原始卵胞の数は胎児期6ヶ月が最多で700万個あります。
出生時には200万個、思春期には20万~40万個の原始卵胞を持っています。
1回の排卵にはこの原始卵胞の中から選ばれて排卵しています。
20歳代で約1000個
30歳代で約500個
35歳代で約100個
40歳代で約10個 の中から選ばれた卵子が排卵されています。
数が少なくなるという事はその中に質の良い卵子がある確率も下がります。
なので、全体の質を高めておくことが大切です。
1回の体外受精に対する金額はおよそ30万~50万です。
体外受精による妊娠率は20~30%と言われています。
1回の不妊治療にかかる費用で、まずは6ヶ月身体作りをしませんか?
結果的に妊娠率があがります!
原始卵胞から考えると卵子の成長は180日かかります。
また、良質な卵子が出来るまでには最低90日かかります。
脳からの命令を卵胞内の顆粒膜細胞が感受して卵胞の成長を促します。
そして女性ホルモンであるエストロゲンが作られます。
卵子の成長にはホルモンが欠かせません。
つまり良い卵づくりが非常に大切なのです!!
良い卵つくりのポイントとしては、
1.脳からの命令をきちんと感受できるようにする
2.卵巣からのホルモン分泌を良くする
3.毎日の取り組みが180日後に影響する
更に妊娠力を高めるには、
・着床率を高める(流産を予防する)
・子宮の血流を良くする
・サビから身体を守る
・子宮卵巣の炎症を取り除く 事が必要です。
小谷薬局の子宝カウンセラーがあなたの妊活プログラムの見直しをお手伝いいたします。
前橋の漢方 漢方相談・子宝相談
小谷薬局
石井正久/マサ
最新記事 by 石井正久/マサ (全て見る)
- 胃薬の漢方が生理痛にも使える!? - 2024年9月30日
- お知らせ - 2024年4月6日
- 花粉症で使う漢方「小青龍湯」の注意点 - 2024年3月19日