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夏の不眠 ストレスと漢方

今日の前橋は日差しが強く暑くなっています。

しかし、台風5号(ノルー)は九州南部・奄美地方から

ゆっくりと九州に近づいているようです。

どんな影響が出るか分かりませんが、

大きな被害がないことを切に願っています。

 

さて、梅雨が明けてから天候が安定しません。

ただ、気温と湿度が高いのでジメジメと不快な暑さです。

夜になっても蒸し暑いので寝苦しい日が続きます。

エアコンをつけっ放しにすると冷えすぎてしまうし・・・

夏場は意外と身体にストレスがかかるもので、

この時期に睡眠の不調を訴える方も多くなります。

不安感・抑うつ状態・無気力・不眠・食欲不振などのストレス関連の症状を

訴える方も多くいます。

皆さんはいかがでしょうか?

今回は、ストレス関連の症状によく使う漢方をいくつかご紹介致します。

 

【帰脾湯(きひとう)】心身が衰弱した場合の不眠、神経症に

帰脾湯は、四君子湯に黄耆、当帰、酸棗仁、竜眼肉、遠志、木香を配合した漢方です。
「脾」とは胃腸や消化吸収の働きを指します。
胃腸が弱って「気(エネルギー)」や「血」の供給が足りなくなると、
充分な栄養が得られず、精神は不安定になり、不眠や動悸などの症状が現れます。
帰脾湯は、心身ともに衰弱した方の精神不安、不眠、貧血などの症状に用います。

【逍遥散(しょうようさん)】不定愁訴のある不眠、神経症に

逍遥散は、柴胡、芍薬、当帰、白朮、茯苓、生姜、甘草の8種類の生薬が配合された処方です。
これに牡丹皮、山梔子を加えると、更年期症状に用いられることの多い加味逍遥散になります。
逍遥散は、特にイライラしやすかったり、落ち込みやすい、悩み、考え込んで食欲が落ちる、
ストレスに伴う下痢や便秘など、情緒が不安定になり易い方に用います。

【温胆湯(うんたんとう)】胃腸虚弱者の不眠、神経症に

温胆湯は二陳湯に竹茹と枳実を配合した漢方です。
「胆がすわる」「胆を冷やす」「落胆」など、
決断や度胸に関する表現には「胆」が使われています。
漢方では「胆」の機能が障害されると物事にビクビクして、不安を感じるようになり、
驚きやすい、憂うつ、不安などの精神的な症状が現れると考えます。
温胆湯は、特に寝入る際に色々な事を思い悩んでしまう方に用います。

【柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)】ストレスによる腹痛、側胸部痛、神経痛に

柴胡疎肝湯は四逆散に川芎、香附子、青皮を配合した漢方です。
「疎肝」とは、肝の気を通すという意味があり、肝気鬱結(かんきうっけつ)を治します。
肝気鬱血は、ストレスなどによって気の流れが滞ることを意味し、
抑うつやイライラなど感情の起伏が激しくなります。
柴胡疎肝湯は、脇の脹痛、腹痛、生理痛などの痛みが生じた場合に用います。

漢方処方の一部ではありますが、上記の処方を用いることがあります。

もし、ストレスや不眠などの症状で悩まれているようでしたら、

あなたに最適の漢方をご提案します(^O^)/

 

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