今年も早いもので、3月も終わろうとしています。
3月は年度の終わりでもあり、
卒業や移動など、別れの時期です。
4月になると年度が始まり、
入学や就職など新しい出会いの時期です。
また、ちょうど桜の花が見ごろになり、いい時期です。
前橋市の桜の開花予想は4月上旬のようです。
入学式の日まで花は咲いているでしょうか。
だんだんと暖かくなってきて気候も変化してきています。
別れの時期、出会いの時期ときて環境も変化します。
変化は人間にとって刺激にもなり・ストレスにもなります。
そしてこの変化に対してすぐに順応できれば一番ですが、
なかなかすぐに慣れるという人は多くないのでは?
大抵の人は変化に対応しようと頑張ります。
神経も頑張ります。
頑張ります。
頑張ります。
そして・・・
疲れます。
頑張ることに疲れます。
頑張ることが嫌になってきます。
これが5月病です。
症状としては、
・疲れやすい
・何となく気分が落ち込む
・集中できない
・眠れない
これが続くと身体症状として
・食欲不振
・胃の痛み
・めまい
・動悸
などが出てくることもあります。
こういった症状に対して漢方では、
疏肝理気剤や補気剤などを用いることがありますが、
5月病なってにしまってから対処するのは大変です。
だから頑張る前から対策をしましょう。
対策としては
①疲れを溜めない
②疲れを消化できる・ストレスに対抗できる体力(内臓力)をつける
③ストレスが溜まりやすいなら発散する方法を見つけておく
もしくは、気の流れを良くするものを摂っておく
他にもあるとは思いますが大きくはこの3つです。
人は疲れていると、ストレスに対処できず溜め込みます。
なので疲れを溜めない為には無理をしない、
睡眠を良くとる、お風呂にゆっくりつかるなどがあります。
そうはいってもそれが出来ないから疲れが溜まります。
だから体力(内臓力)が必要になります。
代謝は身体の内部(内臓)で行うことです。
その内臓の血流を良くすることで疲労を消化できやすくなり、
感じたストレスにも対抗できます。
それでも気質的にストレスを感じやすい人は、
気を巡らすものを今の内から摂りましょう。
現代人はどうせ無理をします!
だから早めに対策しておきましょう。
小谷薬局で何かお手伝いできます。
石井正久/マサ
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