ここ数年、天災が多いように感じます。
今年だけでも、4月の大分・熊本地震、大型の台風の相次ぐ発生
そして今回の鳥取地震。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
地球もバランスを崩しているのでしょうか?
人間も自然界の一部ではありますが、
災害には備えておきたいものです。
小谷薬局では、防災備蓄食も扱っています。
一箱に大人一人が3日間、
十分な栄養とカロリーが摂れるだけの
非常食が入っています。
まだ、備蓄食の準備をされていない方は、
備えの一つとしてご活用ください。
一箱14580円(税込)です。
吹く風も冷たくなり、もうすっかり秋ですね。
冷え込みが厳しくなる前に冷え性・冷え症対策をしておきましょう。
今回は心陽虚からくる冷えについて書きます。
心は【しん】と読みます。
心は心臓の心であり、心(こころ)の心でもあります。
東洋医学では、心は血行(血脈)と情緒・感情(神明)を
コントロールしていると考えます。
この心のエネルギーが不足した状態が心気虚(しんききょ)
心気虚が進んで温めるチカラが不足した状態が心陽虚(しんようきょ)です。
心気虚の症状は・・・
元気がない・顔色が白い・動悸がする・胸苦しい・息切れがする
汗が出る・動くと症状が悪化する
心陽虚になると、心気虚の症状に加えて・・・
寒がる・手足が冷える・狭心痛など胸の痛み
といった症状が出てきます。
冷え+動悸・息切れ・胸の痛みなどがあったら、
心陽虚の可能性が考えられます。
胸の痛みを感じたら放っておかずに医療機関で検査をしましょう。
狭心症などの病気につながっている可能性もあります。
原因としては、
・生まれつきのエネルギー不足(体質)
・老化による臓腑の弱り
・慢性病などによる身体の消耗
などで起こることが多いです。
まずはあまり動き過ぎないようにして、
身体の体力を高めるようにしましょう。
痛みが伴っている場合は、
検査できちんと身体の状態を把握した上で
漢方薬を服用すると効果的です。
漢方薬では、心のエネルギーを補いながら温める処方を用います。
身体のバランスを整えると、
痛みなども含めて症状が回復に向かいます。
寒くなってから冷えに対処しようと思っても、
なかなかうまくいかない場合もあります。
今のうちからしっかりと冷え対策をしておきましょう。
備えあれば憂いなし!
群馬・前橋を漢方で元気にする
漢方相談・健康相談・子宝相談・冷え性相談
前橋の漢方 小谷薬局
石井正久/マサ
最新記事 by 石井正久/マサ (全て見る)
- 胃薬の漢方が生理痛にも使える!? - 2024年9月30日
- お知らせ - 2024年4月6日
- 花粉症で使う漢方「小青龍湯」の注意点 - 2024年3月19日