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健康的なモテ爪になるための養生法

こんにちは。石井です。
漢方相談の際は、問診して症状や体調、体質に関して詳しくお伺いします。
その他にも確認さえてもらうことは、
舌、爪、生理、手足の冷え、脈・・・
これらは自分では自覚していない身体の情報を教えてくれるんです。
大切な身体のバロメーターなんです。
特に春は肝の季節。
『肝の華は爪にある』
『肝の疲れは爪に現れる』
最近自分の爪をじっくり見たことありますか?

爪は筋余

肝は筋を主る
筋とは筋膜のこと。
筋膜が肝血の滋養を受けることで、俊敏に力強く動ける。
だから肝の状態は筋の状態に深く影響する。
これが肝は筋を主るということ。
そして爪は「筋余」
筋の延長線上にあるものと考えます。
肝血が充実していれば、筋もしっかりと滋養される。
筋が十二分に滋養されていれば、その余りが爪に回される。
爪が強靭で紅潤でツヤがある状態になります。
でも肝血が不足すると、筋も滋養できないから、爪まで補うことができない。
爪が軟らかく薄くなり、
枯れて色が淡く、時には変形し、
もろく割れやすくなります。
だから肝の疲れは爪に現れる。
肝血の状態に大きく影響を受けるということです。

爪は皮膚の一部

爪は皮膚の一部です。
スキンケアをするように、爪のケアもしてあげていますか?
スキンケアって保湿など外側からのケアが大切なのと同時に、
内側からのケアも大切ですよね。
爪も皮膚の一部だから、外側と内側からのケアが大切なんです。
また、指先には毛細血管や末梢神経が多く集まっています。
酸素や栄養成分、水分がしっかりと運ばれないと
身体の異常が爪の色やカタチ、しわなどに現れます。
自分では気づかなかった病のサインとして現れているかもしれませんよ。

爪のシワや色で分かること

【シワ】
縦ジワ・・・基本的には老化現象
横ジワ・・・糖尿病や腎臓病の可能性あり
ゴツゴツ隆起・・・性病に多く見られます

【色】
白っぽい爪・・・貧血や血虚の疑いあり。肝の病に注意
赤っぽい爪・・・瘀血や血栓の疑いあり。心の病に注意
黄っぽい爪・・・爪水虫の疑いあり。肺の病に注意
緑っぽい爪・・・緑膿菌など細菌感染の疑いあり
黒っぽい爪・・・悪性貧血の疑いあり

※あくまで目安なので、気になる方は医療機関を受診しましょう。

綺麗な爪にするための養生法

爪は肝の華。
爪の養生は肝の養生とも言えます。
肝血を充分に補ってあげることが、爪の養生の第一歩です。

①血の材料を摂る
ライチ・松の実・クルミ・きくらげ。ほうれん草
にんじん・豚肉・鶏肉・牛肉・羊肉・レバー・ナマコ
ごま・プルーン・なつめ・竜眼肉・牡蠣肉
血を補う補血作用のある食材です。
血の材料が入らなければ血は作られませんからね。

②しっかり寝る
血は夜に寝ている間に作られます
だからしっかり睡眠を取らないと血の生成は不足します。
夜中に起きているだけで血は消耗します。
だから寝ることは綺麗な爪にするためにもとっても大切。
こちらも参考にどうぞ「血の不足は寝ないと治らない」

③胃腸を整える
血の材料をしっかり摂っても、
消化して身体に吸収させる胃腸の状態が悪かったら、
血がうまく作られません。
だから胃腸を整えることはとても大切。
よく噛んで食べる
食事を水分で流し込まない(食事中はお茶なしで完食が理想)
寝る2時間前には食べ終える
まずはここから始めましょう

④香りで気を流す
肝はストレスの影響も受けやすい臓。
ストレスによって気の流れが悪くなると、
肝の働きも悪くなります。
肝血も消耗しやすくなります。
ラッキョウ・しその葉・カモミール・シナモン・紫蘇
バジル・薄荷・八角・ローズマリー・ジャスミン
そば・みかん・オレンジ・お茶
行気作用のある食材で流してあげましょう。

肝は沈黙の臓器であり多くを語りません。
剛臓と言われるように我慢強いです。
だから爪を通して訴えていることがあるかもしれません。
毎日0.1㎜ずつ成長する爪。
いつもマニュキュアや付け爪をしている方も、
最近じっくりと爪を観察していない方も、
たまには本当の自分の爪のカタチや色を確かめて、
爪からのメッセージを見つめてみてはいかがですか?

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石井正久/マサ

石井正久/マサ

上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。